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これであなたもシステム設計の達人に!重要なポイント教えます①

システムをつくる!エンジニアに必要なのはアナログのスキルだった?

システム開発の工程は、設計-プログラミング-テスト-保守、大きくこの4つに分けられます。今回は、一番はじめの「設計」について紹介します。具体的に、システム設計では下記の手順で作業していきます。

ヒアリング:企業さまから、どのようなシステムを構築したいかを聞く
②要件定義:実装する性能を企業様に提案する
③外部設計:要件定義を基に、ユーザーに向けた仕様を決定する
④内部設計:外部設計を基に、システムの内部構造や、機能、データの構造などを決定する

この設計という工程は、システムの品質や方向性を決める重要な工程で、システムの開発が効率的に、短時間でできるかどうかも決まってきます。


システム設計で必要なことは!?

それでは、システム設計を行ううえで、エンジニアに必要なことは一体なんでしょうか?大きく分けると、コミュニケーション力、技術力、そしてマネジメント力の3つが必要です。

システム設計と聞くと、技術に特化しているように思える人も多いかもしれません。しかし実際はそうでもありません。例外を除き複数人でチームを組み、プロジェクト制で作業を進めることが多いです。そのため、スムーズにシステム設計を行うためには、技術力はもちろん、コミュニケーション力やマネジメント力も必要になるため、技術力ばかりとは言えないのです。

 

いちばんはコミュニケーション力

意外に思われるかもしれませんが、エンジニアにとってもっとも必要な能力は「コミュニケーション力」です。その理由として、2点あげられます。

1.クライアントとのやり取り

システム開発で一番問題になりやすいのが、出来上がったシステムが企業さまの要望どおりかどうかということです。要望どおりのシステムを設計するためには、まず企業さまの声をしっかりと受け止めることが重要です。常にコミュニケーションを取り、確認しながら設計を行うことが大事になってきます。

企業の担当者さまも知識や技術のレベルはさまざまで、システムやITに精通している方もいれば、専門外の方もいます。エンジニアはシステムやITの知識を噛み砕いて説明し、担当者さまからシステムの要望をヒアリングし、話し合いながらひとつずつシステムを設計していきます。

2.チームメンバーとのコミュニケーション

先ほどもお伝えしたとおり、システム設計は複数の人によるプロジェクト制で仕事を進めることが多いです。メンバーとのコミュニケーションは、設計を進めていくうえで必要不可欠な能力といえます。
技術力やマネジメント力は、得意な人に聞くこともできますが、コミュニケーション力はほかに代えがきかない力です。

システム設計に必要なエンジニアの3つの能力のうち、残りの技術力とマネジメント力については、次回紹介します。