お役立ちツール紹介!Googleスプレッドシートを使いこなそう♪〜関数編〜
便利な関数を使って業務の効率アップ!
「Googleのツールを使いこなそう!〜スプレッドシート編〜」では、スプレッドシートの活用術を紹介しました。今回はスプレッドシートを活用するときに役立つ関数を厳選して2つ紹介します。関数はIF、VLOOKUPやROUND(UP,DOWN)などExcelと共通ですが、スプレッドシートではそれ以上の機能を使うことができます。
1.重複セルを一括削除 UNIQUE関数
指定した範囲内の重複セルを削除して、別のセルに重複がない状態で表示してくれます。
関数を使い自動化することでミスを防ぐことができますし、目視でチェックをする作業が省けるため時間短縮につながります。
◾️使い方
重複セルを削除したリストを表示したいセルに、「=UNIQUE(重複をチェックしたい範囲)」と入力します。
例:=UNIQUE(A1:A20)
関数を入力したセルから下に、A1からA20までの範囲の中から重複行がないリストが作成されます。
2.利用したいデータのみを抽出 FILTER関数
スプレッドシートは複数人で同時に作業をすることができるというメリットがあります。しかしフィルター機能を安易に使用すると、他のメンバーもフィルターがかかった情報しか見ることができず、かえって作業を進めにくくなってしまいます。
この課題を解決してくれるのがFILTER関数です。FILTER関数は自分の必要な情報を指定すると、指定した情報だけを抜き出して別のセルへ表示させることができます。
この関数を使用することにより、個別の作業が捗り全体の作業の効率化へとつながります。
◾️使い方
「=FILTER(指定したい範囲,指定したい条件1,[条件2,...])」を入力します。
例:”=FILTER(A2:A200,C2:C200 ="作成中")
C2”からC200までの間にある” 作成中 “と入力されているセルの、A2からA200までのデータを表示します。
こうした関数を活用することで、Googleスプレットシートを最大限いかして業務を効率化することができます。