S-Collection株式会社 システムについて

S-Collection株式会社のシステムサポート事業

スクラム開発のいろは①

ラグビーのフォーメーションが語源?!スクラム開発とは?

スクラム開発とは、システムの開発手法のひとつである、アジャイル開発手法です。アジャイル開発については以下をご参照ください。
アジャイル開発とは~①生まれた時代背景~
アジャイル開発とは~②内容・成功事例~

スクラムを組んで開発着手!スプリントとは

スクラムというとスポーツのラグビーでつかわれている言葉でもありますが、イメージはまさにラグビースクラムのとおりです。チーム全員で肩を組み、一気に仕上げて行きます。
スクラム開発では、4〜10人くらいでひとつの開発チームを作ります。
1〜4週間の期間を1スプリントと決め、スプリントを開始するときにミーティングで、チーム全体がそのスプリントでなにを達成するのか、目的を共有します。次に各メンバーがそのスプリントで、どれだけの仕事を進めるかも情報共有し、チーム全体でお互いをフォローしながら、開発を進めて行きます。
スプリント期間中、毎日進捗を確認するための会議を短時間で行い、それぞれのメンバーの進捗を共有します。その日の作業が、チーム全体の目的達成に向かっているか、意識合わせを行います。 進捗が遅れていたり、方向性がずれたりしている場合は、メンバー間で指摘しあい、お互いにフォローします。
スプリントの最後には、スプリントごとのレビューを行います。
今回のスプリントはどうだったのか、チーム全員で振り返りを行います。ここで出たチームの課題、個人の課題を、次のスプリントでどうすれば改善できるかなど、意見交換を行います。
 
ここまでがひとつのスプリントの流れになります。ここから次のスプリントに向けて、最初から同じようにスプリントを行い、改善を繰り返していきます。
次回は、スクラム開発の特徴について、触れていきます。