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プログラミングをはじめよう③ープログラムの変換ー

コンパイルインタープリタ!2つのプログラムの変換方式

以前「プログラミングをはじめよう①ーメリットと言語ー」では、プログラミングを行う際の言語や開発環境について紹介しました。プログラミングは2020年に義務教育化が検討されているため、今後ますます重要な知識となります。今回はプログラミングでは避けてとおれない、コンパイルインタープリタスクリプト)について詳しく紹介します。

プログラムを作成したあとにコンピュータで動作させるためには、コンピュータが処理可能な言語に変換する必要があります。変換方式はコンパイル方式とインタープリタ方式の2種類存在します。

処理速度が速い!コンパイル方式

コンパイル方式では、作成したプログラムを変換すると、コンピュータで処理可能な実行ファイルが別に作成されます。実行ファイルには人間では解読できない文字が書かれています。プログラムをコンパイルしてコンピュータが理解できる言語に変換するという手間はかかりますが、コンピュータに適した実行ファイルとなるため処理速度はインタープリタ方式にくらべて速くなります。しかし、プログラムの修正時には、プログラム修正後に再度コンパイルを実施する必要があるため時間がかかります。JAVAC++C#などの言語がコンパイル方式に該当します。

修正が容易!インタープリタ方式

インタープリタ方式では、作成したプログラムをそのまま実行できます。プログラムはコンピュータ側でひとつひとつ順番にコンピュータが理解できる言語に変換され、処理が実行されます。そのため、インタープリタ方式はコンパイル方式にくらべて処理速度は低下します。すぐに処理が実行可能なため、トライ&エラーでプログラムの修正は容易です。PHPJavaScriptPythonRubyなどの言語がインタープリタ方式に該当します。

最適な言語を選択可能!プログラミング言語

取り扱うデータ量によって、素早く修正可能なインタープリタ方式のプログラミング言語を利用するか、または高速処理が可能なコンパイル方式のプログラミング言語を利用するか、効率のよい方を選ぶ必要があります。プログラミング言語の特徴を掴み、その場に適した言語を利用することが開発の第一歩となるでしょう。

冒頭でも述べましたが、今後さらにプログラミングの知識は重要となり、システム構築の需要も高まっていきます。S-Collection株式会社では要望に合わせた最適なシステム構築をすることで、企業さまへ貢献し続けていきます。