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プロジェクト管理ツールRedmine③

管理者必見!Redmineにはこんな便利機能も!

前回はチケットの重要な項目について紹介しました。今回はRedmineのチケット以外で役立つ便利な機能を紹介します。

バージョン管理システムと連携してソースコードを管理

Redmineバージョン管理システムと連携することができます。これにより、コミット時にキーワードを設定することで、チケットとコミットを自動で紐づけられるようになります。チケットからソースコードの修正が確認できるためバグ追跡がしやすくなり、レビューする側も修正箇所がわかりやすくなります。また、差分の表示機能もあるため、利用するとより修正箇所がわかりやすくなります。

Redmineバージョン管理システムと連携することで「誰が」「いつ」「どのチケットに対して」「どんな修正をしたか」を一元管理し、同時に開発者の工数管理も行えます。
バージョン管理システムに関する詳しい解説は「CVS、SVN、Gitの違いについて」を参照してください。

情報の共有をWikiページにまとめる

Redmineは、作業手順書や打ち合わせメモなどの情報共有としてWikiを活用することができます。このWiki機能はtextile記法というWiki記法をつかうことで、HTMLの知識がなくても文章の装飾、画像の貼り付け、ページリンクの作成が可能となります。
Redmineには、ファイルを管理するファイル機能やドキュメントを管理する文章機能がありますが、この2つを活用するよりWikiにまとめたほうが情報の一元化が図れます。
Wikiは日々変化するチケットと異なり恒久的な情報の蓄積に向いているため、定期的に更新して情報共有をしていくことに有用です。

最後に

Redmineを導入したい場合は、公式サイトから入手することができます。また、非公式のデモサイトRedmineの機能を一通り触って確認することも可能です。Redmineはつかい方を覚える必要はありますが、それ以上にタスクを明確にして業務の改善に活用できます。
そのほかにもプロジェクトのルールがわかりやすくなるため、新規参入メンバーのルールの周知にも役立つというメリットもあります。プロジェクト管理の効率化に向けて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。