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情報漏洩を防ぐために!情報セキュリティで意識すべき基本③

身近なものほど慎重に

前回「情報漏洩を防ぐために!情報セキュリティで意識すべき基本②」では、情報セキュリティで重要なセキュリティカードとメールの取り扱いについて紹介しました。
今回も、引き続き情報セキュリティで重要なことを紹介します。

携帯機器、印刷物の取り扱い

一般的にUSBメモリやSDカードは便利ですが、紛失もしやすいので取扱いには注意が必要です。使用する際には暗号化機能やパスワード認証機能付きのものを使用するのがおすすめです。
ノートパソコンも紛失のリスクがあるので、ディスク全体を暗号化することをおすすめします。ディスク全体を暗号化することで、盗難に合ってハードディスクだけを抜き取られても情報を取られるリスクが減ります。Windowsであれば「BitLocker」、Macであれば「FileVault」を使用するとディスク全体の暗号化を行うことができます。

また、印刷物の取り扱いにも注意が必要です。カバンごと重要書類を紛失するという可能性もあるので、印刷物は基本的に社外へ持ち出すべきではありません。また、プリントするときは印刷物をプリンタに放置して取り忘れないようにしましょう。大型の複合機プリンタにはセキュリティプリントという機能があり、パソコンでの印刷実行後にプリンタでICカード認証してから印刷することができます。パソコンの近くにプリンタを置けないオフィスの場合、こういったものを導入することをおすすめします。

フリーソフトウェア

フリーソフトウェアは便利なものが多いですが、業務用PCにインストールする際には注意が必要です。ソフトウェアを装ったウイルスソフトであったり、セキュリティホールがある可能性もあります。インストールするとしても、ウイルス対策ソフトを導入したうえでインストールすべきです。一般的にフリーソフトウェアのインストールは、社内セキュリティ管理者の許可が必要で、なおかつ制限があったりしますので、独断で行わずに社内ルールを確認するようにしましょう。
フリーソフトウェアの導入とは異なりますが、TwitterFacebookのようなSNSサイトを業務用PCでの閲覧を禁止している企業が多いです。また、個人のGmailを業務用PCで閲覧するのも情報セキュリティの観点ではよくありません。

次回も引き続き、情報セキュリティ対策をご紹介します。