S-Collection株式会社 システムについて

S-Collection株式会社のシステムサポート事業

いまさら聞けない!「IaaS」「PaaS」「SaaS」ってなに?①

保有」から「利用」へ!クラウド普及の原因とは

今の時代、IT関連の記事を読んでいると、「〇aaS」というサービスを目にする機会が増えているのではないでしょうか。「〇aaS」とはインターネットを介して提供されるサービスの総称であり、「◯◯・アズ・ア・サービス」と呼称されます。近年よく目にする「クラウドサービス」もこの「〇aaS」の一つです。これから2回にわたって、「◯aaS」が普及してきた背景と代表的なサービスを紹介します。

◯aaSとは?

「◯aaS」とはインターネットを介して提供されるサービスの総称であり、提供するシステムの階層に応じてIaaS(Infrastructure as a Service/イァース)、PaaS(Platform as a Service/パース)、SaaS(Software as a Service/サース)の3つに分かれます。それぞれのサービスの役割については次回の記事で詳しく紹介します。

◯aaSが普及した背景

従来、コンピュータを使用したサービスを利用する場合、サーバーの購入、OSのインストール、アプリケーションの導入などをとおして、物理的なITリソースを作成することが一般的でした。
しかし近年では、一つの大きな物理ITリソースを仮想的に切りだして利用する仮想化技術の発達により、ITリソースを自ら保有するのではなく、仮想化技術を利用する方法が浸透しています。仮想化技術を利用することにより、物理的なITリソースを作成する必要がなくなり、ITリソース作成にかかる時間が大幅に短縮できるようになりました。また、仮想化により物理的なITリソースよりも柔軟にスペックを調整できるようになっています。
そのため、仮想化技術を利用する機会が増えており、仮想化技術と深く関わりがある「◯aaS」が普及するようになりました。

今回は◯aaSが普及した背景について紹介しました。次回は3つのクラウドサービス、IaaS、PaaS、SaaSの役割について紹介します。