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東京オリンピック、 IoTによる『おもてなし』に向けて①~おもてなしを支えるインフラ整備!!~

IoTによる『おもてなし』を支える高度なインフラに注目!

2020年は東京オリンピックの年です。4年に1度のオリンピックが日本で開催され、楽しみにされている方も多いでしょう。実はオリンピックはITが発展する大きな機会でもあります。
また、2013年の滝川クリステルさんのプレゼンテーションで話題となった「おもてなし」というフレーズは記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。東京オリンピックに向けて総務省主導で「IoTおもてなしクラウド事業」の取り組みがなされています。今回はそんなIoTによる「おもてなし」実現のために重要なインフラ整備について紹介していきます。

1.東京オリンピックまでにどんなインフラ整備がされるのか!

IoTによる「おもてなし」を実現していくためにはこれまでよりも通信量が増えるためインフラの整備が重要です。現在利用されているLTE通信はもちろん、第五世代移動通信(5G)を利用可能にするためのインフラ整備とおよび5Gを使用したシステムの実用化が東京オリンピックに向けて行われています。
5Gは2020年春に商用サービス開始予定で、現行のLTE通信と比較して100倍の伝送速度、1000倍の大容量化を誇る最先端の通信技術です。そのため、5Gを使用すれば今までダウンロードに時間を要していた大容量のデータも短時間でダウンロードが可能になります。また、多数端末同時接続時のネットワークへのつながりにくさの解消にもなるでしょう。さらに消費電力の抑制にもなり、電池消耗の不安が減ります。
この技術を使用して東京オリンピックで臨場感あふれる360度8KVR映像の配信も進められています。2020年代トラフィック量は2010年代とくらべて1000倍になると予想されています。5Gの拡充はIoTによる「おもてなし」を実現するためのカギと言えるでしょう。

次回は整備されたインフラはどう利活用されていくのかを紹介していきます。