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東京オリンピック、 IoTによる「おもてなし」に向けて②~整備されたインフラの利活用!!~

東京オリンピックで使われる高度なインフラの利用方法!!

前回の「東京オリンピック、 IoTによる『おもてなし』に向けて①~おもてなしを支えるインフラ整備!!~では東京オリンピックへ向けて行われているインフラ整備について紹介しました。

今回は総務省が推進している「ICT化のアクションプラン」をとおして、高度なインフラがどう使われていくのかを紹介します。ICT(Information and Communication Technology)とは「情報伝達技術」と訳され、ITにコミュニケーションの要素を加えたものです。

1.言葉、情報、接続の壁がなくなる!

IoTやICTが発展した東京オリンピックではさまざまな障害がなくなります。総務省が推進する「ICT化のアクションプラン」によると、言葉、情報または回線接続の壁をなくすことが挙げられています。

言葉の壁の解消

言葉の壁については多言語翻訳機能を充実させることによって解消されます。各国の言語の壁がなくなればさまざまな国の人との円滑なコミュニケーションが可能になります。多言語翻訳機能の1つとして各国の言語に対応した該当エリア内の観光関連施設情報や、お勧めの観光モデルコースを入手できる機能があります。これを備えた多言語対応観光スマートフォンアプリはすでに開発されています。

情報の壁の解消

情報の壁についてはデジタルサイネージの機能拡大によって解消されます。映像による電子看板であるデジタルサイネージが発達すると、競技場外にいながらもデジタルサイネージを設置している場所で4K、8Kによる高画質のパブリックビューイングを利用してオリンピックの中継を楽しむことができ、機器や通信デバイスの壁を取り払ってオリンピックを楽しむことが可能になります。
また、競技場へのアクセスはもちろん、道の混雑状況、電車、バスなどの公共交通機関の詳細な運行情報、そして災害時の災害情報や避難場所などについてもデジタルサイネージを使用して一斉に配信することができるよう準備がなされています。

回線接続の壁の解消

回線接続の壁については5Gを実現することや公衆無線LANを拡充することによって解消されます。公衆無線LANが拡充することはオリンピック終了後の日常生活でも大きな役割を果たすでしょう。

東京オリンピックに向けて、高度なインフラ整備とそれを利活用した各種サービスがさらに実現されてくるでしょう。IoTによる「おもてなし」を存分に受けて、東京オリンピックを楽しみたいですね。

 

S-Collection株式会社のシステムサポート部門も、日進月歩で進化するICTを駆使して、質の高いサポートを提供していきます。