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RPA開発ツール①~UiPath~

RPA開発ツールの紹介【UiPath】

ひとことでRPAといっても、従来のプログラミング開発と同様に、開発ツールがいくつも存在します。
それぞれの特性や強みなどが違います。

ここではRPAツールのひとつ、「UiPath」について紹介します。

1.UiPathの特徴

1.豊富な拡張機能

UiPathの最大ともいえる利点は、機能の拡張の幅が広いということです。

UiPath自体も頻繁にアップデートされるため、本体の機能がどんどん充実してきていますが、外部の開発者が開発した機能も取り込めるのです。
つまり、開発に必要な機能はほとんど揃っているといえます。
そのため、どの機能を使用するかの取捨選択が必要になってきます。

また、作成したRPAを別のユーザーが使用する場合、どのパッケージを取り込んだかを引き継げるようにしておく必要があります。

2.開発のしやすさトップクラス

「.NET」のようにオブジェクトが充実しているので、従来のプログラミングよりも効率のいい開発が可能です。
フローチャートを作成するような感覚で開発ができます。

また、.NETのプログラミングと組み合わせることで、より詳細な処理をさせることができたり、場合によっては処理が早くなったりすることもあります。
ですが、.NETに近い仕様になっているため、これまでになじみのない方は慣れるまでの努力が必要になります。

3.個人なら無償で利用可能

個人での利用であれば、無償で利用するという選択が可能です。
ほとんどのRPAツールは、個人であってもライセンス契約が必要な場合が多いので、UiPathはかなりお得に利用できます。
法人での利用であっても、年間の売上が5億4,000万円までなら無償で利用することができます。
※2019年5月27日現在

個人でRPAの勉強をするのもよし、小規模のチームで開発するのもよしです。
もちろん、大手企業も積極的に取り入れています。

4.充実のサポート体制

UiPathでは、UiPathアカデミーという、使い方や機能などをe-ラーニング形式で学ぶことができます。
小テストもあり、確認しながら知識が身につきます。
最新の機能に合わせて、随時アップデートされています。
また、UiPath株式会社が開発者向けに勉強会も開催しており、最新の機能を学べたり、現場の開発者と意見交換ができたりします。

以上がUiPathの紹介です。
実際に使っていただいたほうが使いやすさを実感できます。
そのほかのRPAツールに関しては、また別の記事にて紹介します。