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S-Collection株式会社のシステムサポート事業

オンプレミスとクラウドどっちがよいか?①

オンプレミスとクラウドのメリットとデメリットとは

インターネットが発展しはじめた当初は、クラウドという選択肢がなかったのでシステムを構築するならすべて自前で用意する必要がありました。

現在ではクラウドサービスも増え、人気のサービスで言えばAWSがあげられますが、そのほかMicrosoft AzureやOracle Cloudなどがあります。
選択肢が増えたのはいいことですがその分迷うことも多くなりました。今回から2回にわたって、オンプレミスとクラウドどちらがいいのかという点も含め、両者のメリットとデメリットを比較していきます。

 

ネットワークセキュリティが強固!オンプレミスのメリット

クラウドではなくオンプレミスを選択するもっとも1番の理由はネットワークセキュリティが強固であることです。
物理的に外部のネットワークと切り離せるため、社内専用のシステムで情報漏洩リスクを可能な限り抑えたい場合はオンプレミスが有利です。

カスタマイズの自由度もオンプレミスのメリットです。クラウドもこの辺りの制限はなくなりつつありますが、サービスによっては使用できるネットワーク機器やサーバー機器、OSに制限があります。

クラウドは外部のネットワークをはさむ分、ネットワークエラーに気をつける必要があります。
社内のローカルだけで問題のないシステムの場合、通信速度はオンプレミスの方が早いです。オフライン環境でも利用できるのでインターネット障害には強くなります。
また、クラウドの場合はメンテナンスでインスタンスが停止する場合があります。オンプレミスの場合はメンテナンスのタイミングもコントロールできます。

ランニングコスト面でも長期的にみるとオンプレミスの方が安くなることが多いです。クラウドの料金体系も従量課金制や月額課金制だったりとさまざまですが、定期的に料金がかかることには変わりません。

以上、オンプレミスのメリットについて、解説しました。次回はクラウドのメリットについて触れていきます。