システム保守は委託 OR 自社運用?それぞれのメリットとデメリット
まだまだ知られていなかった!システム保守って誰がやるの?
最近では、保守なしで継続的に利用できるシステムはない、といわれるほど、開発終了後のシステム保守が重要視されています。開発終了後に、システムを運用しながらソフトウェアを改善する前提で開発することも多くなっています。
システム保守の重要性が高まったこともあり、以前とは保守に対する考え方が変わってきています。
ひと昔前まで、大切な社内システムは自社内で管理するのが基本、という常識がありました。セキュリティ面を考えれば、外部の企業に運用を任せると、情報漏えいの危険性を抱えるからです。
しかし、最近はシステムが複雑化して、専門家でなければ扱えないほど技術が向上してきたので、運用保守を外部の企業に委託する企業も増えてきています。
システム保守を自社運用するか、それとも外部に委託運用するか。果たして、どちらが会社にとってよいのでしょうか?
自社運用について
システムを自社運用することには、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょう。
先ほどもお伝えしたように、今までの主流は自社運用でしたが、これには他にも理由があります。自社で運用すれば、システムの追加や改修の費用を抑えたり、業務内容に精通した担当者を作業にあてたりすることができます。
しかし専門家ではない場合もあるため、最新のセキュリティやシステムのバージョンアップなどについていきにくい、というデメリットがあります。もし、自社運用のままシステム保守の技術を向上させようと思うと、専門的な人材を雇うか、派遣してもらう必要があります。
委託運用について
一方で、保守業務を専門家に委託するとどうなるでしょう。
メリットとしては、専門家として技術レベルが高いため、最新の技術を用いた機能追加や改修を迅速に実施できることです。ただし、最新の技術が本当にその企業様に必要かどうか、検討しづらくなるというデメリットもあります。
自社運用か委託運用か?
システム保守の自社運用と委託運用について、それぞれメリット、デメリットを挙げましたが、どちらが最適か、その答えは企業様によって違ってくるでしょう。
それぞれの特性を考慮しながら、企業内で考えて決めていくしかありません。
S-Collection株式会社には、経験豊富な技術担当者が在籍しています。まずはじっくり現在の状況とこれからの展望についてお話を伺い、企業様にとっての最適な方法を一緒に考えさせていただきます。保守運用についてお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。