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衝撃!RPAによる大幅な業務改善と今後の可能性①

いまだに実現できない「RPA」の最高クラスとは!?

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、定型的なパソコン操作をロボットで自動化することをさします。ただしロボットといっても、RPAはソフトウェアなので、マンガやアニメに出てくる機械のロボットのように形のあるものではありません。

一部の工場の製造ラインでは、既にロボットによって作業が自動化されています。組み立てや溶接が自動化されているのを、テレビや動画などで目にする機会は多くあります。

最近では、物流分野でもロボットが活躍するようになってきています。一部の倉庫では既に自動化が行われていて、さらにドローンによる自動配送サービスも近い将来に実現されるといわれています。

これらと同じように、IT業界においても単純作業をロボットに任せることで、業務の正確性向上と作業時間の短縮を実現し始めています。実際、Excelのファイルから値を読み取り、システムの登録画面へ入力していくような単純作業を、RPAが人間よりも速く正確に処理している実例があります。

 

単純作業から経営判断まで!RPAのクラス分け

RPAはその段階によって、「Class1」「Class2」「Class3」に分類されています。

Class1:定型業務の自動化

人が手作業で行っているマウスやキーボード操作を、そのまま自動化するクラスです。ルールに基づいた定型業務の処理に向いているマクロ型で、現在もっとも普及しているRPAです。

Class2:一部の非定型業務の自動化

定型業務の自動化だけでなくAIを活用してデータの分析を行えるため、非定型業務や例外処理にも対応できるクラスです。伝票をスキャンするOCR(光学文字読み取り装置)の文字認識率向上や、過去データと照合して分析するような業務での活用が期待されています。

Class3:非定型業務の自律化

データの分析だけでなく、大量のデータを基に学習して業務プロセスの改善や意思決定まで行うことができるクラスです。人間の能力では不可能といわれるほどの膨大なデータに基づく経営判断を実現させます。現地点ではまだこのClass3の領域に到達できていないといわれています。

 

今回はRPAのクラスとその働きについて紹介しました。次回は実際にRPAがどのように活用されているかについて紹介します。