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【必見】脆弱性対策って、なにをすればいいの?①

企業活動を支える!脆弱性対策

脆弱性対策という言葉を、はじめて聞く方も多いのではないでしょうか。
脆弱性という言葉は「傷つきやすい」「もろくて弱い」といった意味でつかわれています。
昨今のセキュリティへの意識の高まりとともに、システムやソフトウェアにおけるセキュリティ上の欠陥という意味でつかわれることが多くなっています。
この欠陥がもとでウイルスに感染したり、悪意のある第三者からの不正なアクセスを許したりすることがあります。
脆弱性が見つかると、たいていの場合はソフトウェアのメーカーやシステムの担当者がプログラムを更新し、対策を行います。ただ、脆弱性を完全に取り除くことは難しく、Microsoft社やGoogle社のような有名企業でさえ、常に製品やサービスのプログラムを更新しています。

具体的にどんな影響があるの!?

ウイルスに感染したり、不正なアクセスを許してしまうとどのような影響があるのでしょうか。
ひと昔前は、個人で使用しているパソコンがウイルスに感染してつかえなくなることがありました。
つかえなくなるだけならまだしも、個人情報の漏洩や、なりすましによる被害を受ける危険性もあります。
企業にとって、情報漏洩などによる被害はより重大な影響を与えます。たとえば、飛行機のチケットシステムの不具合で大勢の乗客が空港で足止めされたり、顧客情報が漏洩して損害賠償を請求されるなど、日々の企業活動にも大きく影響します。
結果として企業への社会的な信頼が低下してしまい、収益面や信用面で大きな損害を被ることがあります。一度失った信頼を取り戻すためには、たいへんな労力を費やします。

今回は脆弱性がおよぼす影響について紹介しました。次回は、具体的にどのように対策をすればよいかを解説します。