顧客管理や売上管理もクラウドの時代!②
なぜ選ばれる!?さまざまなクラウドシステム
前回はクラウド型顧客管理システムについて解説をしました。今回はクラウド型のメリットや具体的なサービスについて紹介します。
1.クラウド化するメリットとは
顧客情報や売上管理をクラウド化する大きなメリットは、インターネットを通じてどこからでも複数の担当者がデータへアクセスすることができるということです。
クラウド環境があれば、営業先でもすぐに必要な情報を取得できるため、顧客への迅速な対応や売上目標の達成へとつなげることができます。
クラウドの顧客管理システムといってもさまざまな種類があります。
次に、人気のある顧客管理システムの特徴やメリットを紹介します。
2.クラウド型顧客管理システム、こんなメリットがあります!
クラウド型顧客管理システムを導入すると、次のようなメリットがあります。
・インストール型と比較し初期費用が安価
・短期間で導入が可能
・同時編集や外出先での編集が可能
・顧客情報検索が容易
・PCのデータ容量の負担を軽減
・PCが故障しデータが破損した場合でも安心
クラウド型はインストール型と比べてパソコン側でシステムアップデートを都度おこなう必要がありません。また、一括管理されているために情報検索の処理にかかる時間が短縮できるため、顧客数が膨大である場合におすすめです。
3.こんなクラウドシステムがあります!
さまざまな特徴をもった顧客管理システムが数多く販売されています。
・Zoho CRM
顧客情報・商談状況・対応履歴を一元管理でき、ルーチンワークを自動化できます。見積、請求、受注書作成もかんたんにできるため、とても便利に利用できます。無料で使用できる簡易版もあるので、お試しも可能です。
・kintone
https://kintone.cybozu.co.jp/jp/
かんたんに顧客管理の専用アプリを作成でき、高度なカスタマイズにも対応しております。また、基幹システムとの連携が可能で、業務効率化を図れます。そして、セキュリティの認証プロセスが複数あり、情報漏洩の心配もありません。
このほかにも、多種多様なサービスが存在していますので、導入の目的や操作性を考慮したうえでクラウド型顧客管理システムを導入することで、より快適な顧客管理が可能です。
一方、クラウド型顧客管理システムは、セキュリティや稼働率などのシステムに対する信頼性、データが大きくなった場合にランニングコストがかかるなどのデメリットもあります。
メリット・デメリットを考慮して、導入の検討を行いましょう。
次回は売上管理におけるクラウド化のメリットを解説します。