トイレにも「IoT」?最新のIoTで、より便利で豊かな生活を!
IoTはここまできた!こんな場面でも役立っています!
以前、「IoTとは何か? - S-Collection株式会社 システムについて」の記事でも紹介したように、IoTの進歩は目覚ましいものがあります。知らず知らずのうちに使っていて、あとからIoTの技術であると気づくことも珍しくありません。身近な例として、今回はトイレで使われているIoTについて、ご紹介していきます。
1.トイレでIoTを使う3つのメリット!
トイレでIoTってなにに使うのかと思われる方も多いのではないでしょうか。実はある大手通信会社や大手家電メーカーではすでにトイレIoTサービスの提供を開始していて、一部の電車や大型商業施設に導入され、徐々に広がりをみせています。それではトイレでIoTを導入する3つのメリットをお伝えしたいと思います。
トイレの使用がスムーズに!
トイレを利用しようとして満室だったという経験は一度はあるのではないでしょうか。みなさんはその際どうしていましたか。空くまで待つということもあれば、違う階へ空いているトイレを探しに行くということもあったのではないかと思います。そんなとき、どこの階のトイレが空いているという明確な情報があれば、空きトイレへ向かえばいいのですから、余計に時間を待ったり、移動したりということが少なくなります。
トイレの清掃コストの削減!節水や清潔保持効果も!
取得したデータからトイレの使用数を時間帯別に把握しておくことで、清掃を時間単位で行うのではなく一定の使用回数を超えたらで行うなどの運用次第で清掃コストの削減や適切なタイミングで清掃を行なうことができ、清潔さを保ちやすくなります。
防犯や事故防止のためのセキュリティ向上!
一定時間ドアの開閉がなかった場合に管理者へアラートが通知される仕組みになっていれば、テロなどの犯罪を防止したり、体調の悪い方がトイレ内で倒れたときなどに関して早期発見につなげることができます。
ここでは3つのメリットを紹介しましたが、使い方次第ではそれ以外のメリットをつくることも可能です。
2.IoTって意外とシンプル!
このトイレのIoTを実現するために必要なものはなんでしょうか?実は、以下の3つがあれば実現が可能です。
①ドアの開閉を検知するセンサー
②センサー情報をサーバーへ送る通信機器
③データを蓄積するサーバー
シンプルなつくりのため、サービス提供元のプランによっては月額数千円でサービスを構築することができます。設置するセンサーやサーバーの数によっては非常に低コストで実現が可能です。
これはこのトイレIoTに限ったことではなく、ブロードバンドが普及したことによりモノをインターネットにつなげて相互通信するというIoTの実現が容易になったことが理由のひとつとして挙げられます。そのためIoTをつくるよりも、それをいかに活用するかが肝と言っても過言ではないでしょう。
身近なところから意外なところまで、さまざまなものがインターネットとつながる時代になってきました。IoTが世の中に浸透することにより、今まで以上に便利で豊かな生活を送ることができるようになります。