S-Collection株式会社 システムについて

S-Collection株式会社のシステムサポート事業

情報漏洩を防ぐために!情報セキュリティで意識すべき基本①

情報保護のために気をつけるべきこと

パソコンの普及とネット接続が一般化し、取り扱う情報を外部から保護することは重要な課題のひとつになっています。紙の情報では手間がかかっていたコピーが、データでは簡単かつ大量にできてしまうからです。特に個人情報の流出は企業にとって社会的な信用の損失につながり、そのまま倒産に追い込まれることにもなりかねません。
今回は、情報漏洩を防ぐ取り組みを紹介します。

 

プライバシーマークとは

個人情報保護のための活動として、プライバシーマークを取得する企業も増えてきました。
プライバシーマークとは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC)が一定の要件を満たした事業者などの団体に使用を許可する登録商標です。
このマークの使用資格を取るには、個人情報保護のルールづくりと、それを浸透させるための研修を実施する必要があります。
プライバシーマークを取得すると、官公庁が発注する案件に入札することができたり、WEBサイトや名刺に記載して個人情報を適切に扱っていることをアピールすることができたりします。

 

情報漏洩を防ぐには

情報セキュリティという考え方があり、情報保護の対策としてIT業界では特に必須の知識とされています。しかし、一般的には浸透していないため、本人は知らずに漏洩リスクのある運用をしていることもあります。
次回は、情報セキュリティで意識すべき基本となることを取り上げます。

プロジェクト管理ツールRedmine③

管理者必見!Redmineにはこんな便利機能も!

前回はチケットの重要な項目について紹介しました。今回はRedmineのチケット以外で役立つ便利な機能を紹介します。

バージョン管理システムと連携してソースコードを管理

Redmineバージョン管理システムと連携することができます。これにより、コミット時にキーワードを設定することで、チケットとコミットを自動で紐づけられるようになります。チケットからソースコードの修正が確認できるためバグ追跡がしやすくなり、レビューする側も修正箇所がわかりやすくなります。また、差分の表示機能もあるため、利用するとより修正箇所がわかりやすくなります。

Redmineバージョン管理システムと連携することで「誰が」「いつ」「どのチケットに対して」「どんな修正をしたか」を一元管理し、同時に開発者の工数管理も行えます。
バージョン管理システムに関する詳しい解説は「CVS、SVN、Gitの違いについて」を参照してください。

情報の共有をWikiページにまとめる

Redmineは、作業手順書や打ち合わせメモなどの情報共有としてWikiを活用することができます。このWiki機能はtextile記法というWiki記法をつかうことで、HTMLの知識がなくても文章の装飾、画像の貼り付け、ページリンクの作成が可能となります。
Redmineには、ファイルを管理するファイル機能やドキュメントを管理する文章機能がありますが、この2つを活用するよりWikiにまとめたほうが情報の一元化が図れます。
Wikiは日々変化するチケットと異なり恒久的な情報の蓄積に向いているため、定期的に更新して情報共有をしていくことに有用です。

最後に

Redmineを導入したい場合は、公式サイトから入手することができます。また、非公式のデモサイトRedmineの機能を一通り触って確認することも可能です。Redmineはつかい方を覚える必要はありますが、それ以上にタスクを明確にして業務の改善に活用できます。
そのほかにもプロジェクトのルールがわかりやすくなるため、新規参入メンバーのルールの周知にも役立つというメリットもあります。プロジェクト管理の効率化に向けて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

プロジェクト管理ツールRedmine②

実は簡単!まずは基本項目を攻略!

前回は、Redmineの概要と基本機能について紹介しました。今回はチケットの項目の中でも重要なトラッカー、ステータス、優先度、担当者について紹介します。

トラッカー

トラッカーはチケットの大分類です。デフォルトでは「バグ」、「機能」、「サポート」の3つが用意されています。「バグ」は不具合など修正すべき問題点、「機能」は開発する機能、「サポート」はソースコードなどの成果物に直接結びつかない支援業務を意味します。
また、トラッカーの種類は業務に合わせて追加変更が可能です。

ステータス

チケットの進捗状況のステータスになります。デフォルトでは「新規」、「進行中」、「解決」、「フィードバック」、「終了」、「却下」の6つが用意されています。ステータスの種類もトラッカーと同じように追加変更が可能です。
また、ステータスはユーザーとトラッカーによって変更可能な組み合わせを制限できます。たとえばチケットの終了や却下は管理者のみに制限して、管理者がそのチケットを必ず確認してから終了する運用にすることが可能です。

優先度

チケットの優先度です。デフォルトでは 「低め」, 「通常」, 「高め」, 「急いで」, 「今すぐ」の5つが用意されています。優先度を変更するとチケット一覧で色分けがされるので目視で探しやすくなります。

担当者

現時点でチケットのタスクを持っている人です。
担当者に設定された人は、マイページ画面で割り振られたチケットが表示されるため、自分が担当しているチケットを確認しやすくなります。

今回はチケットの重要な項目について紹介しました。次回はチケット以外でのRedmineの活用法を紹介します。

「人を大切にする生き方」年商200憶の社長が大切にしていること

國分利治氏~年商200億の社長の生き方~

S-Collection株式会社には6事業部あり、そのひとつに「イベント運営」があります。
今回は、そのイベント運営で出版記念講演を開催したことを機につながった、國分利治氏(株式会社アースホールディングス代表取締役)について、先日お招きいただいたチャリティーイベントをとおしてご紹介します。

一代で全国に230店舗を展開する國分利治氏

國分氏は福島県のご出身で、経営者を志し19歳で単身上京されました。経営者になる手段として選んだのが美容師でした。上京した当時は全財産10万円という状況でしたが、そこからの努力の積み上げにより、11年後の30歳で独立し「HAIR&MAKE EARTH 1号店」をオープン、今では全国に約230店舗の美容室を展開しています。
國分氏の著書『地道力』では、100年つづく美容室をつくるをことを目標とされています。そのために必要なことは世代交代で、経営者の育成に力を入れていると語られていました。100年つづく美容室をつくるために毎日コツコツ地道な努力を積み重ね、多くの経営者を育てると決めた生き方は、周りに多くの人を引きつけ、経営者として影響力を与えています。

國分氏の立ち姿

國分氏主催「チャリティーお花見会」!

2018年4月6日に開催された「EARTHチャリティーお花見会」に、S-Collection株式会社もお招きいただきました。
開催場所は國分氏の住まいである10億円の豪邸です。そこには何台ものフェラーリ、中庭にはプール、広々としたたくさんの部屋を存分に使って開催されました。見たところ豪快な社長をイメージしてしまいそうな邸宅ですが、國分氏ご本人と直接お話すると、イメージとは真逆の人物であることがわかります。

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なにより人を大切にされる國分氏の人物像

普段の通勤手段は電車で、フェラーリにはほとんど乗らず、10億円の豪邸も仲間を招いたり会議で利用したりする程度で、贅沢な暮らしはほとんどされていませんでした。
ではなぜフェラーリや豪邸を所有されているかというと、これからの若い世代に夢を見せるためと國分氏はいいます。「美容室の経営者」として、周りがもつイメージを生きることを大事にし、華々しさをわかりやすく見せるために経営者の役を演じているのです。

「人は他人のためにしか頑張れない」

チャリティーお花見会で特に印象的だったことが、國分氏自らが率先して、参加者をおもてなしされていたことです。また、どの部屋にも自由に行き来できるように開放したり、自身のフェラーリに自由に試乗できるように案内したり、いたるところに参加者を喜ばせる工夫がありました。
國分氏は「人は他人のためにしか頑張れない」といいます。
その信念が、今回お招きいただいたイベントでの立ち振る舞いにもあわられていました。

8回目となるチャリティーお花見会の参加者は600名以上にのぼり、また数多くの企業が協賛するという結果からも、國分氏人柄がうかがえます。

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S-Collection株式会社はさまざまな出会いとつながりを大切にし、より多くの方と一緒に魅力的な企業に成長してまいります。

プロジェクト管理ツールRedmine①

Redmineをつかってプロジェクト進捗を見える化する

プロジェクトを進行していくうえで、タスク管理、進捗管理、そして情報共有は欠かせないものとなっています。プロジェクトの進行に必要な情報を一元管理するうえでRedmineがあると便利です。

RedmineはWebベースのプロジェクト管理ソフトウェアで、チケットやガントチャートリポジトリブラウザ、Wiki、フォーラムなどプロジェクト管理に必要な機能が揃っています。

Redmineを導入することで、プロジェクトを一定のルールに則って管理することができるため、情報が整理され進捗状況も見やすくなります。

今回から3回にわたり、Redmineの機能について紹介します。

 

Redmineの基本、チケットとは?

Redmineではタスクをチケットと呼ばれる単位で管理します。タスクごとにチケットを作成、更新、そして終了という流れで処理していきます。

チケットには、大分類を示すトラッカー、題名、説明、ステータス、優先度、担当者、対象バージョン、開始日、期日といった項目があります。各項目を適切に設定することで情報の検索や分析がしやすくなります。コメントを残すこともできるので、過去に発生した問題がどのように解決されたのかを調べることにも役立ちます。

今回はRedmineの基本機能について紹介しました。次回は、Redmineのチケットの各項目について紹介します。

【徹底解説】今さら聞けない仮想通貨!②

仮想通貨が注目されるポイントはココ!

前回は仮想通貨の概要について紹介しました。今回は仮想通貨のセキュリティーと注目される理由について紹介します。

仮想通貨のセキュリティー

仮想通貨は発行元や管理先がなく、国家の保証もないことは前回紹介しました。
では、保証もない仮想通貨がここまで普及したのはなぜなのか、それには仮想通貨をつくる技術への信用があります。

仮想通貨はまずブロックチェーン(分散型台帳技術)とプルーフ・オブ・ワーク・システムいう技術を使用しています。この技術により仮想通貨は消滅や改ざんを防ぎ、セキュリティーを担保しています。

しかし、通貨自体に信用があったとしても、実際の取引は取引所で行われます。
そのため、取引する上では取引所のセキュリティーも重要になってきます。
以下で取引所が導入する代表的なセキュリティー対策を紹介します。

SSLで100%暗号化。全ページはSSL/TLSによる暗号化通信を利用する。
・ハッキング防止のため、インターネットから切り離されたコールドウォレットにてデータを保管する。
・マルチシグ管理という、複数の管理者がいなければ出金不可能な仕様で内部犯行を防止する。
・預け入れ金は、運用口座と分離した別の銀行口座で保管する。
取引所は多数あるので、どのような対策、保証があるのかよく確認すること、そしてリスクヘッジのために複数の取引所に登録することをおすすめします。

仮想通貨は投資にも利用されている

仮想通貨の特性のひとつに価格が変動するということがあります。
この価格変動を利用した仮想通貨の売買で利益をだそうと考える人が増えたことにより、投資の分野でも注目されています。
また、仮想通貨はビットコイン以外にもイーサリアムリップルなどの種類があり、仮想通貨ごとに価格差があります。
価格差がうまれる理由には、将来性、現時点での利用価値、仮想通貨ごとの特徴が大きく関係しています。
このように、いろんな種類があり注目されていることから、株やFXのような投資目的で運用している個人投資家もあらわれています。

仮想通貨が普及した背景には、信頼性が担保できる新しい技術が存在していて、その技術自体にも期待されているというのもあります。

S-Collection株式会社には、最新の技術を学び、積極的に導入していく文化があります。
新技術の評価、導入サポートについてもお気軽にご相談ください。

【徹底解説】今さら聞けない仮想通貨!①

仮想通貨のポイントはコレ!

今や 「仮想通貨」という言葉を毎日のように目にする人も多いと思います。
ただ、仮想通貨と電子マネーの違いや、購入や投資目的の利用についてなどさまざまな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、仮想通貨の概要とメリットとデメリットについて紹介します。

仮想通貨とは

仮想通貨とは、インターネット上で流通している通貨です。
別名「デジタル通貨」とも呼ばれ、国が発行する貨幣とは異なり実物がない通貨です。
仮想通貨はネットショッピングや店舗がその支払いに対応していれば、電子マネーのように使用することができます。
また、仮想通貨は円やドルといった法定通貨のように国家で保証されている通貨ではないため、価格の変動が激しくなる可能性があります。

仮想通貨のメリットとデメリット

仮想通貨のメリットは、海外への送金・換金がスムーズに済むこと、かつ為替の影響を受けないため手数料がかからないことです。
対するデメリットとして、アカウントの乗取りや不正引き出し被害にあっても保証はないこと、価格変動が激しいため送金している間に価格が変わること、などがあげられます。

ここであらためて、仮想通貨が電子マネー法定通貨となにが違うのかまとめます。

電子マネーとの違い

電子マネー:発行元、管理先が存在する。法定通貨のコピーであり、価格の変動はない。
仮想通貨 :発行元、管理先が存在しない。仮想通貨自体に価値があるため、価格の高騰や価値がゼロになる可能性がある。

法定通貨との違い

法定通貨:発行元が国家なので、政府の信用に応じて価値が変動する。
仮想通貨:発行元が存在せず、プログラムの信用および投資家の需要と供給によって価値が変動する。

今回は仮想通貨の概要について紹介しました。次回は、仮想通貨のセキュリティと注目される理由について紹介します。