Linuxをつかいこなすために伝えたい3つのこと③
Linuxのテキストエディタをつかいこなそう!
前回はLinuxのコマンドを紹介しました。
Linuxの設定ファイルはほとんどテキスト形式で書かれているため、テキストエディタを使う必要が出てきます。今回はCUI環境でつかわれるテキストエディタについて紹介します。
1.Vim
ほとんどのディストリビューションで、最初からインストールされているテキストエディタです。特徴はカーソルの移動、テキストのコピーやペースト、ファイルの保存を行うコマンドモードと、テキストの入力を行うインサートモードに分かれていることです。
2.Emacs
外部プログラムとの連携が簡単にできるのが特徴で、emacsを起動したままLinuxのコマンドをつかえます。emacsのコマンドはショートカットキーと同じくCtrlキーやAltキーと一緒にほかのキーを入力するのでGUIのテキストエディタに慣れた人にはわかりやすいところがあります。
3.Linuxはカスタマイズ性が強み!
今回紹介したVimとemacsですが、ユーザーの好みでカスタマイズすることが可能です。ディストリビューションの種類の豊富さ、カスタマイズ性がLinuxの強みです。LinuxやLinuxで動くアプリケーションはカスタマイズのしやすいという利点があります。用意されたものをつかうだけでなく、自分好みにアレンジする楽しさを知っていただければ幸いです。