これを取れば大丈夫!? 就職・昇進に役立つIT系の資格特集!①
情報化時代を生き抜くために必要な資格を紹介
ITとは無縁の人たちにもIoTや人工知能という言葉が広まってきました。情報化時代を生きていくために、IT系の資格取得を考える方も多いのではないでしょうか。今回はIT系の資格について紹介します。
前提は実践力ありき!
IT企業の求人情報を見ると、多種多様な資格が応募要項に並んでいて「就職や転職する際には資格が必要なのか」と感じるかもしれません。しかし、前提として求められるのは実践的な知識とスキル、プログラミング能力です。
プログラミング言語やツールは時代と共に変わりますが、実際の業務で必要になるプログラミングの論理的な思考力や実務経験を持っている人は、いつの時代でも変わらずに重宝されます。
資格の取得を昇進の要件に義務づけている企業もありますが、必ずしも就職や昇進に資格が必要かというと、そうでもありません。
これから資格を取ろうと考えている人は、実践的なスキルを鍛えることが最も重要だと念頭におくことが大切です。
入門編!IT系で共通する資格
多くのIT系エンジニアが受験する資格は「基本情報技術者試験」です。これを取得している人はシステムの基本的な知識を身につけていると言えます。その上級資格には「応用情報技術者試験」があります。これを取得していると、より専門性の高い知識を身につけていると言えます。
両方とも国家資格であり、試験は年2回4月と10月に実施されています。
また、国家資格には「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」以上に専門性の高い「ネットワークスペシャリスト」、「データベーススペシャリスト」といった資格や、システム開発プロジェクトの責任者としてプロジェクトマネージャー資格などがあります。
今回は、IT系の資格取得についての考え方と、代表的な資格を紹介しました。次回はより専門的な資格を紹介します。