S-Collection株式会社 システムについて

S-Collection株式会社のシステムサポート事業

アジャイル開発とは~①生まれた時代背景~

変化にすばやく対応!アジャイル開発が生まれた理由

S-Collection株式会社では、「アジャイル開発手法」を採用しています。「アジャイルAgile)」とは「機敏な、敏しょうな」といった意味があり、「アジャイル開発手法」とは、簡単にいうと「早くシステムを作り上げることができる」開発手法です。
めまぐるしく変化しているIT業界では、変化にすばやく対応することが不可欠であり、S-Collection株式会社では、この「アジャイル開発手法」によって、短期でシステムの設計・開発を行うことが可能です。


では、アジャイル開発手法とは具体的にどういった手法なのでしょうか。聞きなれない方もいらっしゃると思いますので、まずは、アジャイル開発手法が生まれた時代背景から説明します。


アジャイル開発手法が生まれた時代背景

アジャイル開発手法の特徴のひとつが、すばやく変化に対応できるという機敏さです。特にソフトウェア開発のプロジェクトの進め方において「アジャイル開発手法」が広く浸透してきています。


では、なぜ機敏さを備えた開発手法が必要となったのでしょうか。もともとソフトウェアの役割とは、便利さを実現するための一部作業のシステム化であり、作業内容は基本的に変わらないため、日々の状況に応じて仕様が変化することはほとんどありませんでした。
2010年代にその役割が変わり、ソフトウェアは「新しいビジネスを生みだす源泉」へ変化してきています。そうなると、日々のビジネス環境の変化に応じて、仕様も変化させる必要が出てくるため、プロジェクトも変化にすばやく対応できるようになる必要があります。その結果、機敏さに優れたアジャイル開発手法が注目されるようになりました。


次回はアジャイル開発手法について、内容・成功事例に触れていきます。

今さら聞けない!セキュリティ対策

気になってませんか?セキュリティ対策のこと

はじめに

スマートフォンやパソコンは、私たちの生活に密着し生活必需品といっても過言ではなくなりました。ワールドワイドに繋がったインターネットやアプリケーションによって、仕事やプライベートを充実させるために欠かせない存在になっています。

例えば大都市では車や自転車などのシェアリングが盛んになっており、スマートフォンやパソコンは私たちの生活をどんどん豊かにしています。


しかし誰でも参加できるネットワークは、中には不正を行う人も存在して、個人情報を盗まれる被害も発生しています。手軽だからこそ便利なのですが、インターネットにおける個人情報や機密情報は自分自身で守っていく必要があります。


セキュリティ対策とは

そもそもスマートフォンやパソコンは、プログラムで制御されていて、正常に作動しているとき、ユーザーはサービスを受けることができます。そこで、例えば、何らかのウイルスに感染すると、データの流出や損傷が起こる可能性があるため、早急なセキュリティ対策が必要になります。


セキュリティ対策の例を2点紹介します。

①物理的に自分以外の人間がスマートフォンを見れないようにすること
 →パスワードをつけるなどの認証機能を使用しましょう。また自分がスマートフォン
  を常に持っている状態にしておくことで、物理的に守ることができます。

②プログラムが書き換えられないようにすること
 →一般的に自分で対策をすることは難しいので、外部のアンチウイルスソフトなどを
  使用して対策をたてましょう。


コンピュータウイルスの特徴には、一度感染した端末を中継基地として使用されるケースがあり、自分の知らないところで、大きな問題になっていることもあります。


ささいなことに気をつけよう

生活から切り離せなくなってきたスマートフォンやパソコンを利用するにあたり、日常生活で気をつけた方がいいことは主に3点です。


・知らない人からのメールは極力見ない
・添付ファイルは送信相手の情報が特定できるまでは開かない
・変わったことや違和感を感じた際はすぐにインターネット回線から隔離する


そして、万が一ウイルスの感染が疑われた場合は対応のスピードが肝心です。できるだけ早く対応することで、2次被害を抑えることが出来ます。


おわりに

社会のセキュリティに対する意識は年々高まっているものの、サイバー攻撃の技術や種類はそれ以上の速度で成長しています。


個人情報や機密情報は自分自身で守っていく必要があるため、紹介したセキュリティ対策のような、日常生活からできることを実践して、リスクを減らしていくことが重要です。


S-Collection株式会社では、WEBチケット・メディア事業・通信事業・イベント運営など多岐にわたる事業を展開しています。セキュリティ対策はすべての事業において非常に重要なポイントであり、またお客さまに対しても有効な対策を打つために、技術の向上と情報収集を行い続けます。

これだけは知っておきたい!プログラミングに必要なツール

簡単にWebアプリを作成!知ってると得をする2つのツール

これからプログラミングをはじめようという方や、詳しくはないけど少し興味があるという方など増えてるのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんのために、この2つを知っているとアプリケーションができる!というようなツールをご紹介します。

いざプログラミングをしようとしたものの、「とにかく手間がかかりそう」そのようなイメージがありませんか。
実は1番簡単な例だと、Webアプリケーションを作成するには、たった2つのツールだけでできてしまうのです。


■プログラムを書くための「エディタ」

「エディタ」とはテキストファイルを作成、編集、保存するためのソフトウェアです。
Windowsのメモ帳や、macOSのテキストエディット、UNIXのviなど、オペレーティングシステム(OS)に最初からインストールされています。


ただし「メモ帳」などはあまり使い勝手が良くないため、高機能なエディタソフトを利用する人も増えています。
例えばWindowsでは「サクラエディタ」が無料で使い勝手が良くオススメです。
有料だと「秀丸エディタ」もプログラマーのファンが多いですね。
Macでは「CotEditor」がこちらも無料で使いやすくオススメです。


■作ったプログラムをアップロードするために使う「FTPクライアント

エディタでプログラムを書いたとします。次に、実際に動かすためにはサーバーにアップロードする必要があります。
そこで使用するツールがFTPクライアントです。FTP(ファイル転送プロトコル)を使用してファイルの送受信を行うソフトウェアを指します。


Windowsでは「FFFTP」(https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/)という無料ソフトが使いやすく、オススメです。
Macでは「FileZilla」(https://sourceforge.net/projects/filezilla/)という無料ソフトが人気です。


このようにエディタでプログラムを書き、FTPクライアントを使ってサーバーにアップロードするだけで、Webアプリケーションは作成可能なのです。


思っていたよりも簡単!そのような声が聞こえてきそうですね。それだけ現代の社会にはインターネットが普及し、一般化しているともいえます。そして、システムやWebにあまり詳しくないユーザーでも扱える、ソフトやアプリケーションが増えてきています。
今後別の記事でも、より詳しいWebアプリケーション作成の実践例など掲載していきます。


S-Collection株式会社では、専属技術者やWebデザイナーが、お客さまのご希望に沿った技術を提供し、サービスの提案をいたします。また、このサイトをご覧いただいたWebユーザーにとっても、役立つ情報を発信していきます。

フィンテックとは何か?

フィンテックでより便利な世の中へ

近年、新聞や雑誌で見かけることが増えてきた「フィンテック(FinTech)」という言葉ですが、解説される機会も少ないため、内容がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回はこのフィンテックについて、具体例を用いて紹介します。


まずフィンテックとは、金融を意味する「Finance(ファイナンス)」と、技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語です。
代表的なフィンテックの事例を紹介して理解を深めていきます。

 

・モバイル決済

Squareや楽天スマートペイなど、iPhoneAndroid携帯などに小さな機械を取り付けるだけでクレジットカード決済ができるものがあります。
フィンテックを活用したモバイル決済では、携帯電波で決済が出来るので、クレジットカード決済端末という高価な機械を購入する必要がなくなります。


クラウド家計簿

マネーフォワードやfreeeなどが出しているクラウド家計簿は、フィンテックの代表的なサービスです。
手書きで家計簿をつけなくても、クレジットカードのネット明細や電子マネーの利用履歴と連携して自動で家計簿をつけることができ、手間を省けます。


ビットコイン(仮想通貨)

今とにかく話題のビットコインですが、ITによって生まれた通貨です。
ビットコインを用いると、個人間、企業間を問わず、モノやサービスの対価としてインターネット経由で、支払いを実行できます。ビットコインは、「ブロックチェーン」という技術によって、通貨としての信用性・安全性が担保されています。そのため、通常の取引は銀行を通じて行いますが、ブロックチェーン技術は管理者がいないため、なんと直接個人間で取引ができます。
詳しい内容に関しては、また別の記事で掲載予定です。


以上のように、「ITを活用することによって、金融をより身近なものにし、便利な世の中にしていこう」というのがフィンテックの概念です。
S-Collection株式会社としても、より便利な世の中の実現へ貢献するために、フィンテックも含めた技術動向を正確に把握し、お客様のニーズにお応えするサービスを提供していきます。

UI/UX入門③ –Webサービスをもっと楽しむ!最高のWebサイトとは–

最高のUXには優れたUIが必要

前回までは、UI/UXの意味と具体例についてお伝えしてきました。最後にお話しするのは、これからのUI/UXの必要性についてです。

 

◆UIとUXの必要性

なぜ優れたUIが必要となるのでしょうか。それはECサイトというサービスを通じて、Webユーザに最高の買い物という経験(UX)を得てもらうためです。

 

商品がどんなに素晴らしくても、サイトが見づらく操作が分かりにくいと、楽しく快適な買い物は実現できないでしょう。

 

理想的なUXを得るためには、利用者にとって使い勝手の良い優れたUIが必要不可欠です。とはいえ、UIだけがUXの良し悪しを決めるわけではありません。
今回のオンラインストアの買い物というシーンで言えば、UIに関わるサイトの見た目や作りはもちろん重要です。さらには商品の配達の丁寧さや実際の商品の使用感、といったUI以外の要素もUXを構成する重要な要素となります。

 

◆最後に

サービスを通じて利用者に最高の経験(UX)を提供するためにはいくつかの要素があり、そのひとつとしてサービスの見た目や使い勝手(UI)が優れていることです。
Webサイトやアプリの登場によって注目を浴びるようになったUI/UX、今では「UI/UXデザイナー」という職業まで誕生しています。
UI/UXデザインには「これが絶対」というものがなく、常にトレンドに沿うことが求められます。
S-Collection株式会社では、刻一刻と変わる世の中のトレンドに対応しながら、UI/UXも踏まえてお客様のニーズにお応えするサービスを提供していきます。

UI/UX入門②–良いUIとUXの定義を徹底解説!–

Amazon楽天も実践!優れたUI/UXのECサイト

前回は、UI/UXという言葉の意味についてお伝えしました。今回はその具体例的な例を挙げてお話していきます。

 

◆UIとUXの具体例

「何が良いUI/UXなのか」具体的にこうすればいいという正解はありません。Webサイトの目的やターゲット、そしてサイトを訪れるユーザ自身の目的や行動により、良いUI/UXの基準は異なってくるからです。
しかし、「何が良いUI/UXなのか」という定義は存在します。それは、訪れるユーザが迷うことなく、心地よく目的を達成できるということです。
具体的で絶対的な正解がないからこそ、常にユーザが何を望んでいるかを考え、改良を重ねていくことが大切です。

 

例えば、あなたはECサイトで、前から気になっていたエナジードリンクを買おうと商品を探しはじめました。昨今のオンラインストアなどでは商品の綺麗な写真が並んでいてわかりやすく、どこに何を入力すればいいのか説明を見なくても購入できることが多いと思います。

 

つまりこれらのサイトは、ユーザとサービスの接触部分(UI)が優れていることになります。

実際の例を挙げると、Googleはシンプルなデザインでわかりやすく、トリップアドバイザーは世界最大級の閲覧数をもつ口コミサイトです。Amazon楽天ECサイトとして優れたUIといえる代表的なサイトです。
特にAmazonは、ユーザーの求めている商品が見つかりやすいようにシンプルで見やすさに重点を置いたページになっています。一方で楽天はたくさんの広告バナーを貼ることで探している商品ではなかったけれど、思いがけない商品との出会いを提供します。それぞれに、求める顧客層に対してUI/UXに優れたECサイトです。

 

次回はUI/UXの必要性についてお話しして、入門編を締めくくりたいと思います。

UI/UX入門①–Webサイト立ち上げ前に知っておきたいこと!–

知らなかった!UIとUXの違い

はじめに

パソコンやスマートフォンの普及によって、誰もが気軽にWebサイトやアプリを楽しめる時代になりました。そうした時代を背景に、UIやUXといった言葉も注目を集めはじめています。「UI/UX」と並べて表記されることも多く、「表と裏」のように反対のこと・もしくは互いに補い合うような関係性、という印象を与えているかもしれません。そもそもUI/UXとは何のことを指し、どのようなことをいうのか。ここではそれぞれの言葉の意味を理解しながら、簡単な具体例とともにお伝えしていきます。

 

◆UIとUXの意味と関係性
◆UIとUXの具体例
◆UIとUXの必要性
◆最後に

 

◆UIとUXの意味と関係性

UIとは(ユーザインターフェイス)の略称で、サービス・製品と、その利用者の接触部分を指します。サイトであれば、ブラウザ上で表示されるフォント・画像・ボタンなど、ユーザの目に触れる外観を「UI」と呼んでいます。

 

UXとは(ユーザエクスぺリエンス)の略称で、サービス・製品によって、その利用者が得られる経験部分を指します。例えば、「読みやすいフォント」「サイトの回遊がしやすい」「ECサイトで商品の購入までがスムーズ」といったサービスは、全てUXに関わるところになります。
Webサイトやアプリに限らず「丁寧な対応」という、ユーザが感じる全てのことがUXに当てはまります。

 

つまりはユーザが満足するUXを意識しながら、WebサイトやアプリのUIをデザインすることが重要になってきています。

 

ECサイト・・・インターネット上で商品を購入・売却することができるサイトです。楽天AmazonECサイトにあたります。

 

次回はUI/UXの具体例についてお話していきましょう。