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プログラミングをはじめよう①ーメリットと言語ー

プログラミングをはじめるうえで知るべきこと

プログラミングに興味があり、いざ動き出そうとしてもなにから取り掛かればいいかわからない方は多くいます。

そこで今回は、プログラミングをはじめるうえで、最低限必要な知識をご紹介します。

 

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1.プログラミングをする2つのメリット!

まず、プログラミングに取り組むメリットを2点ご紹介します。

ノマドワーカーのように仕事ができる!

プログラミングはパソコンさえあれば作業ができます。
そのため、仕事の内容によっては、ノマドワーカーのようにカフェ、オフィスまたは自宅などといった、自分の好きな場所で自分の好きな時間に仕事ができます。

高い問題解決能力が身につく!

日本では、2020年にプログラミングの義務教育化が検討されているほど、社会全体で注目されています。
その理由としては、プログラミングを覚えることで高い問題解決能力が身につくからです。
プログラミングは、情報検索能力やエラー解決能力を身につけていくことへ直結します。

2.200種類以上ある言語から使用する言語を選択!

プログラミング言語は、世界になんと200種類以上もあります。
そのなかから目的に合った言語を選ぶことがプログラミングをするうえでとても大切です。
各言語の特徴や特性をしっかり理解して選びましょう。

ここでは代表的な言語である「コンパイル言語」と「スクリプト言語」の特徴を簡単にご紹介します。

コンパイル言語の特徴

コンパイル言語のように実行前にコンパイルを行うが必要なく、実行する際はコンピュータがソースコードを上から順番にコンパイルと実行をしてくれる言語です。
プログラミングしてから実行までを手間を抑え、容易に行える言語という点が特徴です。
なお、プログラム記述の誤りは、実行中にコンピュータが記述の誤りへ到達したときにエラーが上がります。
代表的な言語は下記の4つです。

JAVA
WebアプリからAndroidアプリまで幅広く使用されていて、いろいろなアプリケーションを作成することができます。また、エミュレータや実機での動作確認を簡単にできることが特徴です。

C++
産業用ロボットや家電製品、OS、OS上で動くソフトウェアによく使われています。C言語に「オブジェクト指向」を追加したもので、より効率よくプログラミングができるようにつくられており、C言語よりさまざまな拡張機能が追加されています。

オブジェクト指向:プログラムを「モノ」の組み立てのように表現して、コンピュータに動作をさせる考え方のこと。

C#
サーバー用のプログラムによく利用されています。また、WEBアプリケーション、WEBサイトなど、幅広く作成できます。企業向けの業務システムで利用されることも多いです。

スクリプト言語の特徴

コンパイルが必要なく、ソースコードを変換せずとも、そのままコンピュータがソースコードを上から順番に理解して実行してくれる言語です。

PHP
PHPはHTMLに埋め込むことができるため、Webアプリ開発でよく使用されるスクリプト言語です。「関数」(値を渡すと決められた処理を実行して結果を返してくれるとても便利なもの)が豊富にあるため、ほかのプログラミング言語と比較して初心者向きです。

JavaScript
PHPと同じく、Webアプリ開発でよく使用されるスクリプト言語です。Webサイトの外観デザイン、使い心地やサイト内の情報表示に至るまで、高機能な画面動作に使われています。

Python
人工知能(AI)やWeb開発など広い分野で使われています。文法のシンプルさと可読性の高さからプログラミング初心者にもわかりやすく、学びやすい言語といわれています。

Ruby
簡単なWebサービスから大規模なものまで開発ができます。たとえばTwitterクックパッドなどの業務システムで運用されています。手早く作成でき、すぐ動かせるので、バグ対応やコーディングのサイクルの速さが特徴です。

このように、それぞれの言語で特徴が異なります。そのため、使用する言語はしっかり特徴を理解して、作成するものに対して最適なものを選ぶ必要があります。

次回は、開発をするためのさまざまな機能を備えているソフトウェア、「開発環境」についてご紹介します。

※2019年4月15日更新