現実世界を拡張!ARの可能性にせまる!③
ゲームだけじゃない!ARをつかったサービス
前回「現実世界を拡張!ARの可能性にせまる!②」では、ポケモンGOを例えにしたARの新たなマーケティングの可能性について紹介しました。今回はゲーム以外でARを用いたサービスとARの課題について紹介します。
こんなこともできた!?IKEAとARのコラボレーション
ゲームとの相性がいいARですが、ゲーム以外でもARが活躍する場所があります。
たとえば、家具店のIKEAでは「IKEA Place」というアプリを提供しています。
このアプリはARの強みを最大限に活かしており、部屋に実寸大の家具を投影することができます。これにより部屋に家具を配置したときのサイズ感や雰囲気などが見られるようになり、部屋にあう家具を購入前に確認できるようになりました。
ARに立ちはだかる課題!
多くの可能性を秘めているARですが、課題もまだまだあります。
たとえば、実用性や安全性、通信費用や通信環境、利用される位置情報や画像情報のプライバシーの問題、ビジネスのシナリオやコンテンツの難しさなどが課題になります。これらの課題をクリアすることで、ARの事業はさらなる発展が見込まれます。
今回まで3回にわたりARについて紹介してきました。ARは現実世界への新たな価値づけ実現しています。これにより、実店舗がARを用いて今までにないサービスを提供していく時代も近いのではないでしょうか。