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PHPフレームワークの2018年最新事情とは!?①

Webサービス開発に活きる5つのPHPをまとめて紹介!!

Webサービス制作の際に、人気のあるプログラミング言語といえばPHPがあります。PHPフレームワークとは、PHPWebサービス開発の効率を上げるためのひな形のような役割をします。

数多くあるPHPフレームワークはひとつひとつ特徴があり、開発したいWebサービスに合わせて適切に使い分ける必要があります。

そこで今回は、「代表的な5つのPHPフレームワーク」という切り口で2018年のトレンドを紹介していきます。

 

1.CakePHP

2.Symfony

3.ZendFramework

4.CodeIgniter

5.Laravel

 

1.CakePHP

はじめてPHPフレームワークに挑戦するなら、「CakePHP」がオススメといわれています。CakePHPは「ケーキを焼くくらい簡単に開発できる」ことをコンセプトに設計されているため、比較的小規模なWEBアプリの開発に向いています。

インストールするにあたり、公式サイトにて配布されているファイルを展開、設置するだけで、サーバーの設定変更や動作環境の整備がほとんど必要ありません。

日本語のドキュメントやチュートリアルも豊富で、国内においてもっとも人気のあるPHPフレームワークのひとつです。



2.Symfony

Symfonyは歴史のあるPHPフレームワークで、「Ruby on RailsRubyフレームワーク)」と「MojaviPHPオープンソースMVCフレームワーク)」の影響を強く受けています。2つのフレームワークの利点を活かしたことで、高い安定性とセキュリティを最小限の設定で実現できます。

前述のCakePHPは軽量なアプリケーションの開発向けですが、Symfonyは多機能な分、やや低速で、業務アプリケーションに向いています。

Symfonyオープンソースのソフトウェアであり、開発は「Git使いこなしていますか?Git、GitHubの使い方①—概要編―」で紹介しているGitHub上で行われおり、積極的にアップデートされています。またプラグインシステムが優れており、機能拡張が容易といった強みがあります。
後述する、Laravelのベースにもなっています。


次回は残り3つのPHPフレームワークを紹介します。