PHPフレームワークの2018年最新事情とは!?②
Webサービス開発に活きる5つのPHPをまとめて紹介!!
前回は、「代表的な5つのPHPフレームワーク」の2つを紹介しました。今回は残りの3つを紹介します。
1.CakePHP
2.Symfony
3.ZendFramework
4.CodeIgniter
5.Laravel
3.ZendFramework
Zend Frameworkは、PHP3の開発者によって設立されたZendテクノロジー社が中心となって開発されました。
シンプルで柔軟な構造で、拡張も容易にできます。また、「コンポーネント」と呼ばれるクラスライブラリが単独で呼びだすことが可能です。
日本語のドキュメントも充実していて、改変や再利用がほぼ自由、かつ改変したコードも非公開にできるため、商用利用もしやすいという特徴があります。
大規模アプリケーションでも使いやすいという点で、前述のSymfonyに似ています。
4.CodeIgniter
CodeIgniterは比較的新しいフレームワークで、とにかく軽量、高速でシンプルです。そのため小規模のWebアプリケーション開発に向いています。
他のフレームワークと比べると機能は少ないのですが、規約もゆるく、構成も非常にわかりやすい初心者向けのフレームワークです。軽量、高速という特徴から、レンタルサーバーでも扱いやすい仕様になっています。
5.Laravel
ベースはSymfonyで、さらにさまざまなフレームワークの特徴を吸収して作られています。マイクロソフトの.NETの開発に関わっていたTaylor Otwell が開発しています。
ソースコードはGitHubにホスティングされています。また、GitHubでのスター獲得数がPHPフレームワークのなかでもっとも多いなど、今もっとも勢いがあるフレームワークです。
サポーターによるライブラリがたくさんあるのも、導入のメリットのひとつです。
まとめ
今回は、PHPのフレームワーク5つを紹介しました。国内ではCakePHPが人気ですが、海外ではLaravelに勢いがあります。 近年では、国内のGoogle検索数において、Laravelが上がってきていることから、これからは国内でも「CakePHP」と「Laravel」がPHPの2大フレームワークとして競争することとなるとみられています。
S-Collection株式会社では、今後もこのようなフレームワークを駆使して効率良くWebサービスを開発し、企業さまへ価値あるサービスを提供し続けていきます。