S-Collection株式会社 システムについて

S-Collection株式会社のシステムサポート事業

モバイルファーストでもっとユーザーが便利に!

Web閲覧がより簡単に!

インターネットで調べものをしたり、ブログを読んだり、動画を観たりをすることは生活の一部となりました。スマートフォンの普及により、PC版よりもモバイル版のWeb開発を先行して行う『モバイルファースト』という考え方が登場しました。今回はモバイルファーストの利点、PC版サイトの今後について解説します。

1.モバイルファーストが登場した3つの理由!

モバイルファーストが登場した3つの理由を解説します。

1.Web閲覧をスマートフォンで行うことが増えたため!

スマートフォンが普及する前まではWeb閲覧の手段としてはPCが主流であったため、PC版のサイトを作り、それをもとにモバイル版を作成するという流れが主流でした。スマートフォンが普及してからはWeb閲覧をスマートフォンですることが増えています。

2.PCとスマートフォンとの性能面の違い!

スマートフォンは場所を選ばず、出先でも気軽に使用できることが利点ですが、PCよりも表示する画面が小さいことや、通信が不安定であるなどの点から、WebサイトがPCと同じでは不都合が出てきてしまいます。

3.PCとスマートフォンとの操作性の違い!

PCではマウスなどのポインティングデバイスでカーソルを動かして操作を行いますが、スマートフォンでは指先で画面のスクロールやタップによって操作するなど、操作性に関しても違いがあります。

以上のような理由からモバイルファーストの考え方が登場しました。
モバイルファーストは、単にモバイル向けサイトから作るという意味ではなく、モバイル向けに最適化されたサイトをつくるための手法です。
さらにはモバイル向けの画期的なサイトを開発することができる可能性も秘めています。

2.PC版サイトとの使い分けでユーザーにとってより便利に!

モバイル機器によるWeb閲覧が中心になりつつある昨今、PC版サイトは不要と考える人もいます。しかしスマートフォン版にメリットを感じて使用するように、PC版にもメリットは存在します。

人によっては同じサイトでも家ではPCでWeb閲覧し、出先ではモバイル機器を使うなどロケーションに合わせた使い方をするでしょう。ユーザーにとって使いやすい、魅力的なWebサイト作りになっているかどうかが大切です。

似ているようで異なる?AIとRPAの違い!

人の仕事を代行するAIとRPAの特徴とは!

以前、「AI(人工知能)ってなに? - S-Collection株式会社 システムについて」ではAI(Artificial Intelligence:人工知能)について解説しました。AIは囲碁プログラムや自動車の自動運転技術などに使われていて、柔軟な対応を求められる業務を行えます。
また、「衝撃!RPAによる大幅な業務改善と今後の可能性① - S-Collection株式会社 システムについて」にてRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)について紹介しました。RPAを活用することで、売り上げの予測を立てるといった過去データの分析が必要な業務も自動化することが可能です。
AIもRPAも、どちらも人が行う仕事を自動化してくれるシステムで、その言葉を特に区別せずに使う人もいますが、本来は明確に違うものです。今回はそのAIとRPAの違いについて解説します。

1.主な違いは、考え方のベースがシステムかルールかどうか!

AIとRPAの違いは一言でいうと、考え方のベースが判断かルールかの違いです。
AIは人工知能の名のとおり、人間のような考え方ができるシステムを目指してつくられています。どのように人間に近い考え方を実現しているかというと、膨大な量のデータを集め、人間ならこう判断するということを再現しています。たとえば、チェスであればプロがどう駒を動かしたかというデータを集めて最良の手はなにかを模倣しています。
一方、RPAは仕事のルールにもとづいてパソコンの操作を自動化するシステムです。たとえば、銀行システムであれば入金や出金の手続きが行われたとき、履歴を指定の場所に残したり、必要な帳票を作成するなどルーチンワークを自動化するシステムです。
最初に登場したRPAはClass1と呼ばれていて、ルーチンから外れた仕事は苦手でした。AIを組み合わせることによりClass2と呼ばれるRPAが登場し、ルーチンから外れた仕事も自動化できるようになりました。

2.強いAIの登場で進化するRPA

現在のAIは特化型AIと呼ばれていて、特定の領域に特化しています。2030年ごろには汎用的に使える強いAIが登場するといわれています。強いAIの登場によりRPAはClass3と呼ばれる、データの分析だけではなく、業務プロセスの改善まで行える自律型のRPAがでてきます。

RPAでできる自動化業務はClass2の時点でも数が多く、コスト削減と品質向上に一役買っています。より効率的な事業の展開のために、RPAの導入をご検討してみてはいかがでしょうか。

スマホアプリは自分でつくる時代!?③

つくってみよう!オリジナルのAndroidアプリ!

前回「スマホアプリは自分でつくる時代!?② - S-Collection株式会社 システムについて」では、アプリの開発環境の構築について紹介しました。
Androidアプリの開発に必要なツールをインストールしたら、さっそくアプリをつくっていきます。一体どのような手順でアプリをつくればいいのでしょうか。
スマホアプリも含め、一般的なシステム開発は、大きく設計、製造、テストの3工程に分かれます。
今回は、スマホアプリの開発方法として、この3つの工程について説明していきます。

1.アプリの質を左右する設計工程!

まずは、どんなアプリをつくりたいか、簡単に設計図を書いてみましょう。実際の業務でも、まずは設計図を作成するところから始まります。
シンプルなアプリなら、紙に設計図を描くだけで十分です。画面のレイアウトを描き、どのような機能があるかを書き出してみましょう。書き出すことで、アプリのイメージがどんどん膨らんでいくはずです。
本格的に設計をやってみたいかたは、設計手法の勉強や専用のツールを取り入れてみることをおすすめします。今では、無料で便利なツールがたくさんあります。

2.製造工程はエンジニアの腕の見せどころ!

設計図を描いたら、実際にプログラミングをしていきます。最初のうちはアプリを動かしながら書き進めていくのがいいでしょう。
慣れてくれば、複雑なプログラムを作成したり、整理されたプログラムをつくることもできるようになります。
どんどんプログラムを書いて、腕を磨いていってください。

3.テスト工程で不具合を取り除く!

アプリが完成したら、実際に自分のスマホにインストールして動かしてみましょう。きちんと設計図どおりに動くでしょうか。
せっかくアプリをつくっても、思ったとおりに動かなければ意味がありません。アプリがどのような使われ方をするか想定し、正常に動くかどうか、何度もチェックを行います。
地味で大変な作業ですが、アプリの品質を担保する重要な作業ですので、細かなところもきっちりチェックしましょう。
テスト工程が完了したら、アプリの完成です。自分でつくったアプリが実際に画面上で動くのを目にしたときは、感動もひとしおです。

S-Collection株式会社が提供している「WEBチケ」という製品も独自で開発したアプリケーションのひとつです。実際に、アーティストのライブや、著名人の講演会などでもご利用頂いています。
みなさんがつくられたアプリも、たくさんのひとから使ってもらえる日が来るかもしれませんね。

スマホアプリは自分でつくる時代!?②

実は簡単?誰でもできちゃうアプリ開発

前回の「スマホアプリは自分でつくる時代!?① - S-Collection株式会社 システムについて」では、スマホアプリの種類やその特徴について解説しました。今回は、アプリ開発の環境構築について紹介します。。
普段何気なく使っているスマホアプリですが、実は気軽につくることができます。もちろん多少の勉強は必要ですが、基本的な知識とパソコンさえあれば自作したアプリを世界中に発信することも可能です。
今回は、無償で開発できるスマホアプリとして、Androidアプリを例に説明していきます。

1.必要なのはたったこれだけ!Androidアプリ開発の準備

本格的なAndroidアプリの開発を行う場合は、ある程度のスペックが必要になります。しかし、ちょっとしたアプリをつくるなら、それほどパソコンの性能を気にする必要はありません。
今回は「Android Studio」というAndroid開発用のツールを使用します。そこで、Android Studioが推奨しているスペックを確認してみましょう。(2018/05/29現在)

 

OS

Windows 7/8/10 (32/64 bit)

メモリ

最低3GB以上(8GBを推奨)。さらにAndroidエミュレータ用に1GB

HDD空き容量

最低2GB以上(4GB以上を推奨)

画面解像度

最低1280x800以上


Android Studioは、こちらのページからダウンロードできます。

https://developer.android.com/studio/?hl=ja

Android Studioをインストールすれば、プログラムの編集やアプリの動作確認を簡単に行うことができます。
開発環境をインストールしたあとは、プログラミング言語をインストールします。Androidアプリの開発は、Javaという言語をベースに行います。
こちらのページからJava言語をインストールすることができます。https://www.java.com/ja/download/help/windows_manual_download.xml

今回は、アプリ開発の環境構築として、Android Studioと、Java言語のインストールについて紹介しました。
次回は、スマホアプリの具体的な作成方法について、紹介します。

スマホアプリは自分でつくる時代!?①

自分に合ったアプリをつくってみよう!

近年、スマートフォンは現代人の必需品になりました。目的地を調べるときや友達と待ち合わせするときなど、スマートフォンなしでは生活できないほど、世の中に浸透しています。
また、多種多様なアプリが次々と出てくるので、どれを使えばいいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
たとえば、目覚ましアプリは多くの人がよく使用するアプリですが、どれも特徴があって、好みが分かれます。ただ音が鳴るだけのものや、睡眠のリズムに合わせてアラームを鳴らすものなど、シンプルなものから高機能なものまで、幅広くあります。
アプリのレビューを見ていると、高機能なものであればいいというわけではなく、アプリを選ぶ基準は人それぞれです。自分に本当にあったものを見つけられない場合もあります。そんなとき、自分でつくれたらいいなと思うことはありませんか?

1.そもそもスマホアプリとは

スマートフォンアプリ(以下、スマホアプリと表記)には、スマートフォン単体で動作することを考慮しているもの(ネイティブアプリ)と、ブラウザ上で動くことを考慮しているもの(Webアプリ)、そしてその両方の利点をもつハイブリッド型アプリがあります。
ネイティブアプリはインターネット接続を必要としないため、レスポンスが早いものが多いです。ただしアプリケーションは基本的にOS依存になるので、異なるOSに対応させるためには1からつくりなおす必要が出てきます。
一方、WebアプリはFacebookTwitterなどブラウザ上で動くことを前提としています。スマートフォンにアプリケーションをインストールする必要はなく、Webブラウザで利用することが可能です。当然、インターネット環境がないところでは利用はできず、通信状況が悪ければ動作が遅くなります。

今回は、スマホアプリ作成の前に、まずアプリにはどんな種類があるのか、そしてそれぞれの特徴を解説しました。次回は、アプリ開発の環境構築について紹介します。

トイレにも「IoT」?最新のIoTで、より便利で豊かな生活を!

 

IoTはここまできた!こんな場面でも役立っています!

以前、「IoTとは何か? - S-Collection株式会社 システムについて」の記事でも紹介したように、IoTの進歩は目覚ましいものがあります。知らず知らずのうちに使っていて、あとからIoTの技術であると気づくことも珍しくありません。身近な例として、今回はトイレで使われているIoTについて、ご紹介していきます。

1.トイレでIoTを使う3つのメリット!

トイレでIoTってなにに使うのかと思われる方も多いのではないでしょうか。実はある大手通信会社や大手家電メーカーではすでにトイレIoTサービスの提供を開始していて、一部の電車や大型商業施設に導入され、徐々に広がりをみせています。それではトイレでIoTを導入する3つのメリットをお伝えしたいと思います。

トイレの使用がスムーズに!

トイレを利用しようとして満室だったという経験は一度はあるのではないでしょうか。みなさんはその際どうしていましたか。空くまで待つということもあれば、違う階へ空いているトイレを探しに行くということもあったのではないかと思います。そんなとき、どこの階のトイレが空いているという明確な情報があれば、空きトイレへ向かえばいいのですから、余計に時間を待ったり、移動したりということが少なくなります。

トイレの清掃コストの削減!節水や清潔保持効果も!

取得したデータからトイレの使用数を時間帯別に把握しておくことで、清掃を時間単位で行うのではなく一定の使用回数を超えたらで行うなどの運用次第で清掃コストの削減や適切なタイミングで清掃を行なうことができ、清潔さを保ちやすくなります。

防犯や事故防止のためのセキュリティ向上!

一定時間ドアの開閉がなかった場合に管理者へアラートが通知される仕組みになっていれば、テロなどの犯罪を防止したり、体調の悪い方がトイレ内で倒れたときなどに関して早期発見につなげることができます。

ここでは3つのメリットを紹介しましたが、使い方次第ではそれ以外のメリットをつくることも可能です。

2.IoTって意外とシンプル!

このトイレのIoTを実現するために必要なものはなんでしょうか?実は、以下の3つがあれば実現が可能です。

①ドアの開閉を検知するセンサー
②センサー情報をサーバーへ送る通信機器
③データを蓄積するサーバー

シンプルなつくりのため、サービス提供元のプランによっては月額数千円でサービスを構築することができます。設置するセンサーやサーバーの数によっては非常に低コストで実現が可能です。
これはこのトイレIoTに限ったことではなく、ブロードバンドが普及したことによりモノをインターネットにつなげて相互通信するというIoTの実現が容易になったことが理由のひとつとして挙げられます。そのためIoTをつくるよりも、それをいかに活用するかが肝と言っても過言ではないでしょう。

身近なところから意外なところまで、さまざまなものがインターネットとつながる時代になってきました。IoTが世の中に浸透することにより、今まで以上に便利で豊かな生活を送ることができるようになります。

新たな分野が誕生する!?人とAIが生み出す時代!

急加速!AIの発達が世界にもたらす経済成長とは!?

以前「AI(人工知能)ってなに? - S-Collection株式会社 システムについて」でも紹介しましたが、近年のAIの発達は目覚ましいものがあります。
AIの発達によって働き方の常識が大きく変化し、新たな働き方が増えていきます。
今回は、AIの発達が人間の働き方にどのような影響を与えるのか、また経済にどのような影響を与えるのか、掘り下げて紹介します。

1.人とAIの強みを活かして生まれる新たな価値とは!?

最近さまざまなメディアで「将来なくなる仕事」について取り上げられています。具体的には、データ入力、レストランの受付、レジ打ちなどです。共通しているのは、単純作業のなかでスピードが求められる仕事、正確性が求められる仕事、そして量の多い仕事で、これらが今後AIに置き換わっていきます。
一方でAIの発達により、いっそう効率的に仕事ができるようになる側面もあるという見方もあります。AIを活かすような新しい職種ができたり、人間が得意とする「新しいものをつくる」という仕事に、いっそう集中できるようになるともいわれています。
たとえば、近年注目されている小型無人ヘリコプターであるドローン、電気自動車などの自動運転分野は、AIの膨大な情報量に対する計算力、人が新しいものをつくる創造力の2つの強みを活かしています。
このように、人とAIの強みを組み合わせることで新しい分野を生み出すことができます。

2.AIで「人・データ(情報)・機械」の時代へ!!

AIが発達し製造現場に導入することで、人の労働生産性の大幅な向上が見込まれています。シンガポールでは実際に、政府が積極的にAIを導入しています。そして、先進国の社会課題である交通渋滞や高齢化をAIによって解決し、このわずか13年で、都市部のGNP(国内総生産)が2倍になる結果をもたらしています。
このように、日本もAIの導入が進むと、大きな経済成長が見込めるかもしれません。
企業の経営資源といえば、これまで「人、モノ、金」でしたが、AIの発達によって「人がどこで価値を生みだし、機械やデータにどの判断を任せるべきか」が問われるようになってきています。AIが意思決定をサポートをする時代となり、今後の経営資源は「人、データ(情報)、機械」になっていきます。

S-Collection株式会社も近い将来、人とAIが生み出す新たな時代のなかで、企業様のニーズに応えることができるソリューションを提供します。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。